ようこそ!!青蘭高校へ!!
源蔵さんが帰ったあとすぐに閉店。



皆で片付けたおかげでいつもより早く食堂のお仕事が終わった。



「本当に皆 ありがとね~ 助かっちゃった♪」



ご機嫌なお母さん。


ちょっと遅いけど、皆で夕食。


それにしても やっぱり男の子ってすごい…


食べる量がハンパない!!



でも、藤崎はお母さんの作った卵粥をゆっくり食べていた。


まだ痛いのかもしれないなぁ…



「ご馳走様でした」



綺麗に食べてる… 良かった。


何だかほっとする。



何かしら?



この安堵感は??




「ジャンケンしようぜ!!」



ジャンケン??



「お風呂!お風呂!!」



お風呂ジャンケンが始まった。


その結果…



1番、お母さん。


2番、みつ先輩。


3番、廉耶。


4番、森ちゃん先輩。


5番、藤崎。



で、最後が… 風呂掃除を兼ね、私。


お母さんがさっさと入り、次はみつ先輩。



20分後…



「お先ぃ~… あっちぃ~… 」



早!!



男の子って早いんだ… お風呂。


私なんか、のぼせるとわかってて長湯。


たまに撃沈して頭ガンガン。



「沙良ん家の風呂広くて気持ちいいな、大人2人でも入れるんじゃないか?」


「はい、余裕で入れますよ。子供4人くらい平気です」



お父さんがいつ帰ってきてもいいようにリフォームしたばかり。



前のお風呂だと介護ができないかもしれないから…







「マジ!?廉耶 一緒に入らない?」



へ?



男2人で!?



「おお!いいっすね!入る~!!」



森ちゃん先輩と廉耶は元気に入りに行った。




ああ…




絶対にうるさい…



< 55 / 72 >

この作品をシェア

pagetop