俺の隣にいろよ。


残るは黒髪の彼。

「こいつは神条 仁(かみじょう じん)
生徒会長で、俺らと同じ学年だから、
雨宮さんの一個上だね。
ちなみに、この学園は仁が絶対だから
無闇に逆らわない方が身のためだと思うよ?」

さっきと変わらないニコニコ笑顔で爆弾を落とす
羽瑠先輩。ていうかね、仁先輩も仁先輩で自己紹介くらい
自分でやりなさいよ。

「さて、最後は雨宮さんだね。」

自己紹介、か。

「雨宮 雫、です。」

また、名前だけ言って終わらせた。
< 14 / 14 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop