桜姫
「おらぁ!」


パンチ遅っ


顔の目の前にきた拳を、右に体を反らせてよける
そして、相手がバランスを崩したその隙に相手の溝内にパンチを食らわす



「ぐはっバタンッ」



一撃で倒れるとか弱すぎ
これでも手加減してるんだけどな〜
周りの3人は、驚きすぎでフリーズしてるし



「おい、そこのお前ら何してんの?」


この声は


「っえ!くそっ!炎龍だ、逃げるぞ」


3人は、倒れた仲間を連れて逃げていった


「姉貴、大丈夫?」


「ったく、来るの遅い」


「悪かったって!」


「許しやろう、で!職員室はどこ?」


「あ〜でもなんか、理事長が呼んでたぜ?理事長室に来いってさ」


なんでだ?
ここの理事長と知合いなわけでもないし



数分後──


「はい、ここが理事長室な!」


「ありがとう」


「俺は教室戻るな〜」


海澄ちゃんと授業受けてんだ〜


さてと、理事長室に入りますか!


コンコン

「失礼します、今日転入して来た北川華です」



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