つなぎたいから
1
「お先に失礼します」
「お疲れさまです」
PCから顔を上げて、にっこりと頷いて返事をした。
そのままフロアを見回す。
いまの人が帰ったことであたしがチーム最後になった。
PCディスプレイの時計を確認する。
19時過ぎ。
もう、残りは明日にして帰ろうか。
図面と書類を纏めながら考える。
デスクにあるマグカップに手を伸ばし冷えたコーヒーを流し込んだ。
連休前にフライヤーを完成させて、ホームページにアップさせるように上司に指示されていた。
連休は明後日から。
まだ明日がある。
でも。
明日の午前中は外出の予定。
となると、半日しかない。
欲張ったスケジュールを組んだのは自分。
突発的に発生したフライヤー作成を業務時間中に作ることが出来ず、残業になった。
先週までは余裕だったのに。
たすけてほしいけど、頼ることは苦手。
事務フロア残ってるのは数人。
一番最後には帰らない…!
あたしは気合いを入れ直した。
「お疲れさまです」
PCから顔を上げて、にっこりと頷いて返事をした。
そのままフロアを見回す。
いまの人が帰ったことであたしがチーム最後になった。
PCディスプレイの時計を確認する。
19時過ぎ。
もう、残りは明日にして帰ろうか。
図面と書類を纏めながら考える。
デスクにあるマグカップに手を伸ばし冷えたコーヒーを流し込んだ。
連休前にフライヤーを完成させて、ホームページにアップさせるように上司に指示されていた。
連休は明後日から。
まだ明日がある。
でも。
明日の午前中は外出の予定。
となると、半日しかない。
欲張ったスケジュールを組んだのは自分。
突発的に発生したフライヤー作成を業務時間中に作ることが出来ず、残業になった。
先週までは余裕だったのに。
たすけてほしいけど、頼ることは苦手。
事務フロア残ってるのは数人。
一番最後には帰らない…!
あたしは気合いを入れ直した。
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