イジワルな彼とネガティブ彼女
「こんな感じでどう?」
「あら、いいんじゃない?
お父さん、莉子が年賀状作ってくれたけど、見てくれる?」
「お、来年もいいのが送れそうだな」
両親は、年賀状は元旦に着かないと相手に失礼だと思ってるらしく、25日までに出さないと落ち着かないらしい。
「早く、孫の写真を年賀状に入れたいんだけどねえ」
・・・ほら、『早く結婚しなさい攻撃』がきた。
「そう言われても、結婚の予定なんてまったくないからね」
「莉子、来年30歳でしょう?
子どもを産むことを考えたら、早い方がいいに決まってるのよ。
お母さんがあなたの年の頃には、もう子育てしてたんだから。
妊娠しやすいのも、子育てで必要な体力が充実してるのも、20代なのよ」
・・・実家に帰るたびに、何回も同じこと言わないでほしい。
「そんなこと言われても、お母さんが若い頃とは違って、今は女性が仕事するのは普通なんだから。
年賀状、それで良ければ印刷するから」
「あら、いいんじゃない?
お父さん、莉子が年賀状作ってくれたけど、見てくれる?」
「お、来年もいいのが送れそうだな」
両親は、年賀状は元旦に着かないと相手に失礼だと思ってるらしく、25日までに出さないと落ち着かないらしい。
「早く、孫の写真を年賀状に入れたいんだけどねえ」
・・・ほら、『早く結婚しなさい攻撃』がきた。
「そう言われても、結婚の予定なんてまったくないからね」
「莉子、来年30歳でしょう?
子どもを産むことを考えたら、早い方がいいに決まってるのよ。
お母さんがあなたの年の頃には、もう子育てしてたんだから。
妊娠しやすいのも、子育てで必要な体力が充実してるのも、20代なのよ」
・・・実家に帰るたびに、何回も同じこと言わないでほしい。
「そんなこと言われても、お母さんが若い頃とは違って、今は女性が仕事するのは普通なんだから。
年賀状、それで良ければ印刷するから」