イジワルな彼とネガティブ彼女
寝ろ、と強引にベッドへ追いやられ、狭いキッチンに立つ本田さんの横顔を見ていた。
真剣な顔・・・黙ってれば、非の打ち所のないイケメンなのにな。
「できたぞ」
運ばれてきたのは、湯気からとてつもなくいい香りがする、カルボナーラだった。
「すごいおいしそうですね」
「おいしそう、じゃなくて、絶対にうまいから」
一口食べたら、麺とソースが絡み合って、このまま口内にとどめておきたいくらいおいしかった。
「今まで食べたカルボナーラの中で、断トツ1位です!」
「それはどうも。
ま、おまえは高級店とか行ってなさそうだし」
本田さんも目の前に座って、食べ始めた。
「どうして料理が上手なんですか?」
「大学の時に、イタリアンでバイトしてたから」
「へえー、すごいですね」
「おまえは、学生の時なんのバイト?」
「デパ地下とか、居酒屋とか、飲食店が多かったです」
「おまえ、食うの好きそうだもんな」
真剣な顔・・・黙ってれば、非の打ち所のないイケメンなのにな。
「できたぞ」
運ばれてきたのは、湯気からとてつもなくいい香りがする、カルボナーラだった。
「すごいおいしそうですね」
「おいしそう、じゃなくて、絶対にうまいから」
一口食べたら、麺とソースが絡み合って、このまま口内にとどめておきたいくらいおいしかった。
「今まで食べたカルボナーラの中で、断トツ1位です!」
「それはどうも。
ま、おまえは高級店とか行ってなさそうだし」
本田さんも目の前に座って、食べ始めた。
「どうして料理が上手なんですか?」
「大学の時に、イタリアンでバイトしてたから」
「へえー、すごいですね」
「おまえは、学生の時なんのバイト?」
「デパ地下とか、居酒屋とか、飲食店が多かったです」
「おまえ、食うの好きそうだもんな」