イジワルな彼とネガティブ彼女
「莉子は覚えてないだろうけど、今年の2月にあった前回の展示会で、俺は莉子と会ってるんだ」
「私、何かやらかしてました?」
「いや、莉子のブースから紹介されて来ましたっていうお客様がいらして。
ご希望に合うものはSFYさんにありますって言われたって。
そんな損すること言うのはどんなヤツだろうと思って、偵察に行ったんだ。
そしたら、莉子がいたんだ」
「そんなこと、あったかな・・・」
「そんな対応できるヤツはそうそういないし、かわいかったし、一目で覚えた。
だけど、その時つきあってた彼女がいたから、あきらめたってわけ」
「話を作るのが上手いですね」
「作ってねーよ、だから莉子が自転車でコケて現れた時はマジで驚いた」
「残念ですが、私は翼くんとつきあってますから」
「俺は莉子を奪ってやるよ」
「私、何かやらかしてました?」
「いや、莉子のブースから紹介されて来ましたっていうお客様がいらして。
ご希望に合うものはSFYさんにありますって言われたって。
そんな損すること言うのはどんなヤツだろうと思って、偵察に行ったんだ。
そしたら、莉子がいたんだ」
「そんなこと、あったかな・・・」
「そんな対応できるヤツはそうそういないし、かわいかったし、一目で覚えた。
だけど、その時つきあってた彼女がいたから、あきらめたってわけ」
「話を作るのが上手いですね」
「作ってねーよ、だから莉子が自転車でコケて現れた時はマジで驚いた」
「残念ですが、私は翼くんとつきあってますから」
「俺は莉子を奪ってやるよ」