イジワルな彼とネガティブ彼女
「痛かったか?」
「うん、少し」
「その痛みは、代わってやれねーからな・・・」
お互い裸でベッドに寝ているっていう今の状況を、どこか信じられない自分がいて。
どうして、こんなことしちゃったんだろう。
私の「初めて」って、こうだったんだ。
これで、よかったのかな・・・
「莉子、今日泊まってくだろ?」
「ううん、明日も仕事だし、帰ります」
「帰したくない、って言ったら?」
「本田さんは、そんなこと言わないと思います」
「言うんだよな、俺は」
「えっ?」
「しょーがないだろ、まだ一緒にいたいんだから。
家近いんだし、朝早く起きて帰ればいいじゃん。
あ、風呂の準備してくる」
・・・ほんと、私の希望をきいてくれないよね。
でもなぜか、それでもいいやって思えてしまう。
「うん、少し」
「その痛みは、代わってやれねーからな・・・」
お互い裸でベッドに寝ているっていう今の状況を、どこか信じられない自分がいて。
どうして、こんなことしちゃったんだろう。
私の「初めて」って、こうだったんだ。
これで、よかったのかな・・・
「莉子、今日泊まってくだろ?」
「ううん、明日も仕事だし、帰ります」
「帰したくない、って言ったら?」
「本田さんは、そんなこと言わないと思います」
「言うんだよな、俺は」
「えっ?」
「しょーがないだろ、まだ一緒にいたいんだから。
家近いんだし、朝早く起きて帰ればいいじゃん。
あ、風呂の準備してくる」
・・・ほんと、私の希望をきいてくれないよね。
でもなぜか、それでもいいやって思えてしまう。