イジワルな彼とネガティブ彼女
変わってしまった
翼くんとは、なんとなく穏やかに終了したみたいで。
その日の忘年会でも、少し話しただけだった。
本田さん、合流するとか言ってたけど。
お互い終わる時間も場所も違うのに、どうするつもりなんだろう。
忘年会が終わって、お店から出た通りでなんとなく集まっていた。
「莉子、久々に3人で飲まない?」
3人で、っていうのは、美和の彼氏の宏介さんと美和と、私ってことだ。
私はよくオマケでついて行き、構ってもらった。
たまに、紹介がてら男子が一人加わることもあったけど、それ以上進展することはなかった。
「じゃあ、オジャマしよっかな」
その時、
「莉子!」
と、誰かが私を呼んだ。
この声は、まちがいない。
「莉子、もしかして彼が本田さん?」
美和が目をキラキラさせて、私をつついた。
本田さんは、目の前でハザードつけて停めた車から出てきた。
「そう、彼が本田さん」
「めっちゃイケメンだね、莉子、紹介してよ」
「え、あ、うん」
その日の忘年会でも、少し話しただけだった。
本田さん、合流するとか言ってたけど。
お互い終わる時間も場所も違うのに、どうするつもりなんだろう。
忘年会が終わって、お店から出た通りでなんとなく集まっていた。
「莉子、久々に3人で飲まない?」
3人で、っていうのは、美和の彼氏の宏介さんと美和と、私ってことだ。
私はよくオマケでついて行き、構ってもらった。
たまに、紹介がてら男子が一人加わることもあったけど、それ以上進展することはなかった。
「じゃあ、オジャマしよっかな」
その時、
「莉子!」
と、誰かが私を呼んだ。
この声は、まちがいない。
「莉子、もしかして彼が本田さん?」
美和が目をキラキラさせて、私をつついた。
本田さんは、目の前でハザードつけて停めた車から出てきた。
「そう、彼が本田さん」
「めっちゃイケメンだね、莉子、紹介してよ」
「え、あ、うん」