イジワルな彼とネガティブ彼女
在庫不足も、本社からの納品を早めることで解決して、13時すぎに休憩に入った。
たまたま足立くんと休憩時間が一緒で、二人で出店者専用の休憩ブースに行った。
「慣れない立ち仕事で疲れたね」
「俺、足パンパンですよ」
二人とも、今朝会場に来る前にコンビニで買ったおにぎりやパンやサラダを食べた。
「コーヒーおごるよ、何がいい?」
「あ、俺買ってきます」
「じゃあこれ、お金ね」
足立くんが近くの自販機へ向かった時、たまたま通路をはさんで隣のテーブルに座っていた4人が立ち上がった。
立ち上がる音で何気なくそのテーブルを見たら、奥に楓さんが座っていた。
コーヒー片手に、タブレットをいじっている。
しばらく見つめていたけど、私の存在に気づいてくれない。
こんなにそばにいるのに、近づきづらいオーラを感じてしまって、声をかけられない。
たまたま足立くんと休憩時間が一緒で、二人で出店者専用の休憩ブースに行った。
「慣れない立ち仕事で疲れたね」
「俺、足パンパンですよ」
二人とも、今朝会場に来る前にコンビニで買ったおにぎりやパンやサラダを食べた。
「コーヒーおごるよ、何がいい?」
「あ、俺買ってきます」
「じゃあこれ、お金ね」
足立くんが近くの自販機へ向かった時、たまたま通路をはさんで隣のテーブルに座っていた4人が立ち上がった。
立ち上がる音で何気なくそのテーブルを見たら、奥に楓さんが座っていた。
コーヒー片手に、タブレットをいじっている。
しばらく見つめていたけど、私の存在に気づいてくれない。
こんなにそばにいるのに、近づきづらいオーラを感じてしまって、声をかけられない。