イジワルな彼とネガティブ彼女
「美和は総務で何か聞いてなかった?」
「なにも聞いてないから、びっくりだよ。
社内の異動なら、かなり前からわかるんだけどね。
今回はきっと、急に話が進んだんじゃないかな」
じゃあお昼にね、と別れて、仕事に戻った。
私はこれからいったい、どうなるんだろう。
これまでと同じように、仕事ができるんだろうか。
そういえば、美和に楓さんとのことを話してなかった。
昨日も家に帰ってから、お風呂入って速攻寝ちゃったし。
美和とランチしながら、展示会で楓さんに無視されたことや、最終日に話があるって言われたけど聞かなかったことを淡々と話した。
「それってさ、本田さんは今日の発表を知ってて、莉子に教えようとしてたんじゃない?
なんか、事前に知らせておきたいワケがあったんじゃないかな」
「言い訳だよ、きっと。
私を利用してたんだから」
「なにも聞いてないから、びっくりだよ。
社内の異動なら、かなり前からわかるんだけどね。
今回はきっと、急に話が進んだんじゃないかな」
じゃあお昼にね、と別れて、仕事に戻った。
私はこれからいったい、どうなるんだろう。
これまでと同じように、仕事ができるんだろうか。
そういえば、美和に楓さんとのことを話してなかった。
昨日も家に帰ってから、お風呂入って速攻寝ちゃったし。
美和とランチしながら、展示会で楓さんに無視されたことや、最終日に話があるって言われたけど聞かなかったことを淡々と話した。
「それってさ、本田さんは今日の発表を知ってて、莉子に教えようとしてたんじゃない?
なんか、事前に知らせておきたいワケがあったんじゃないかな」
「言い訳だよ、きっと。
私を利用してたんだから」