春に晴耕雨読
生のり
それはとある夕方の出来事。
ちょいとラーメンでも食べようと思い近くのラーメン屋に入ったときのことである。
そのラーメン屋はそこそこ人気があるのか結構混んでいて私が入ったときはいっぱいであったため微妙な相席(7人ぐらい座れる微妙に大きいテーブル)になってしまったのだ。 まあ顔の向き合ってるカウンターの席と思ってくれればいいだろう。
席に座りとりあえず普通のラーメンを注文した。
少したってから向いの席にサラリーマンが座った。
そのサラリーマンはラーメンとトッピングを注文した。
少し待っているとサラリーマンのトッピングが別小皿に入って先にやってきた。
トッピングを頼む当たりがサラリーマンな感じである。
トッピング小皿には「ねぎ・のり」が入っていた。
ベターなトッピングである。
サラリーマンって感じがするのは私だけであろうか?
そして私のラーメンが到着しスープに手をつけようとした時ぐらいにサラリーマンのラーメンも到着した。
サラリーマンはまずねぎを全部ラーメンに投入した。
もくもくとラーメンを食べるサラリーマン。
・・・・・・に最初は見えていた。
違う、食べているのではない。
これは・・・・飲んでいる!!
飲んでいるぞ!
と言っても麺を飲んでいるわけではない。
もくもくとずっとスープを飲んでいるのだ。
しかも!
ねぎが浮いている部分のスープのみを飲んでいる!!
たしかにうまいよ、ねぎスープは。
でも麺も食えよ。と思った瞬間!やつは麺に手をつけた。
ふーやっと食ったかこのやろうとおもいつつなんだか安心する私。
安心気分で自分のラーメンを食べていたその時、サラリーマンが第二のトッピング「海苔」に手をつけた。
まあ海苔もうまい。
スープがしみた磯の風味はいい感じである。
サラリーマンは海苔をまず半分にちぎった・・・・・・・
まさかこいつ・・・・・・・・
雑炊に入れるように細かくちぎっていれるつもりじゃ・・・・・・・
怪しげにスローに動くサラリーマンの動きを見て私は心配になった。
しかし違った。
サラリーマンは想像を超えていたのだった。
ちょいとラーメンでも食べようと思い近くのラーメン屋に入ったときのことである。
そのラーメン屋はそこそこ人気があるのか結構混んでいて私が入ったときはいっぱいであったため微妙な相席(7人ぐらい座れる微妙に大きいテーブル)になってしまったのだ。 まあ顔の向き合ってるカウンターの席と思ってくれればいいだろう。
席に座りとりあえず普通のラーメンを注文した。
少したってから向いの席にサラリーマンが座った。
そのサラリーマンはラーメンとトッピングを注文した。
少し待っているとサラリーマンのトッピングが別小皿に入って先にやってきた。
トッピングを頼む当たりがサラリーマンな感じである。
トッピング小皿には「ねぎ・のり」が入っていた。
ベターなトッピングである。
サラリーマンって感じがするのは私だけであろうか?
そして私のラーメンが到着しスープに手をつけようとした時ぐらいにサラリーマンのラーメンも到着した。
サラリーマンはまずねぎを全部ラーメンに投入した。
もくもくとラーメンを食べるサラリーマン。
・・・・・・に最初は見えていた。
違う、食べているのではない。
これは・・・・飲んでいる!!
飲んでいるぞ!
と言っても麺を飲んでいるわけではない。
もくもくとずっとスープを飲んでいるのだ。
しかも!
ねぎが浮いている部分のスープのみを飲んでいる!!
たしかにうまいよ、ねぎスープは。
でも麺も食えよ。と思った瞬間!やつは麺に手をつけた。
ふーやっと食ったかこのやろうとおもいつつなんだか安心する私。
安心気分で自分のラーメンを食べていたその時、サラリーマンが第二のトッピング「海苔」に手をつけた。
まあ海苔もうまい。
スープがしみた磯の風味はいい感じである。
サラリーマンは海苔をまず半分にちぎった・・・・・・・
まさかこいつ・・・・・・・・
雑炊に入れるように細かくちぎっていれるつもりじゃ・・・・・・・
怪しげにスローに動くサラリーマンの動きを見て私は心配になった。
しかし違った。
サラリーマンは想像を超えていたのだった。