サイコパスゲーム
舞美ちゃんが目を血走らせ、あたしを見た。

あたしは慌てて答える。

「ちっ 違う!あたしは、麗楽々の親友だから、それでっ...!」

言い訳を探すけれど、いい言葉なんて思いつかない。

目を泳がせるあたしに、舞美ちゃんが背を向けた。

そして、ゆっくりと振り返る。

「ふぅ~ん。親友、ねぇ。

分かった。ナツのお望み通り、麗楽々には何もしないであげる」


えっ...!

「ほんとっ!?」

あっやば、おもわず声に出ちゃった。

そんなあたしを見て、舞美ちゃんは愉快そうに笑った。

そして___こう言ったんた。

「ナツ、明日から、楽しみにしててねえ」

そして緑ちゃんたちを連れて、屋上から出ていく。

あたしは何も言えず、しばらくその場に立ち尽くしていた。


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