サイコパスゲーム
思い出したくないことが思い出されて、

かあっと顔が紅潮した。

舞美ちゃんがフッと嗤ってこう言った。


「今日はさ、スペシャルメニューだよ」

「え?」

なんのことかと顔をあげる緑ちゃんたち。


舞美ちゃんは教室をぐるりと見渡すと、大きな声でこういったのだ。


「漂白剤シャンプーは取り消し。

それよりもっと酷いことしてあげる!」

...え?

もっと、酷いことって、何...?

愕然とするあたしを見つめて、

舞美ちゃんが満足そうに微笑んだ。

「今日の昼、体育館裏。

来なかったら...


分かってるよね?」


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