サイコパスゲーム
あたしは特にケータイを開かずに、その時を過ごしていた。


そろそろお風呂に入ろうか、と思った時、あたしのケータイが鳴り響いた。

突然のことに、肩がビクリと震える。

恐る恐るケータイに手を伸ばし、液晶画面を見つめた。


【メール1件 urara_love@...】


と書いてある。

胸がドキドキと高なっている。

ここに、今日の麗楽々の出来事が書いてあるかもしれないのだ。


《メールをみる》というボタンを押す。


すると画面はすぐに飛んで、麗楽々からのメールを開いてくれた。


【ナツ~!なんか今日、舞美たちがすごく優しくて!

お弁当一緒に食べたりして楽しかったよ~♪

今度はナツもご一緒しよーか!】


その内容に、頭を殴られたような錯覚を覚えた。

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