明紫ん家のごはん
・野菜焼き

 ・野菜焼き


 体育会系出身かつ、今でも体を使うことが基本的な仕事を持つ夫と、成長期のチビ達をもつ我が家では、たま~に私が「何食べたい?」などと聞くと、戻ってくる返事は決まっているのであります。

 「肉肉肉っ!!」

 このような肉肉コールが。拳上げつき。

 当然、私はスパッと無視します。だって私がそもそもあまり肉は食べないのだもの。まあこれは成長期ではない、かつ、病気をしてから内蔵機能がえらく落ちてしまったので(大病をした経験を持つ方は判ると思いますが)肉を食べることがえらく負担なのですね。消化が難しいというか。食べれてもちょっとでいい、というか。

 そんなわけで、肉コールをする家族を黙らせ、なおかつ満足もさせようと思ったら作るべきは「味の濃い料理」なわけですね。

 そんなわけで野菜焼きです。これはビールにもワインにもあう!辛口であれば日本酒にもあいます。しかも簡単~。

 ①野菜を耐熱皿に並べる。

 はい、野菜庫を覗きましょう。野菜を文字通り焼くだけという料理ですから、ここは焼くと甘みが出るものがおすすめです。私がいれるのは毎度お馴染み玉葱とジャガイモ、ブロッコリー。ほうれん草、キャベツ、カボチャ、トマトやきのこ類。うちは業務スーパー愛用者ですので、ブロッコリーやほうれん草、コーンなどは冷凍ものを買って常備してます。それらは水が出るのでレンジで温めてから使います。ジャガイモやカボチャなんかも先にレンジで柔らかくしとくといいです。
 これらを食べやすいサイズに切り、大きめの耐熱皿にならべましょう。適当でいいです。ガンガン放り込みます。キャベツなどはざく切りでも大丈夫。
 肉肉コールの勢いが強いな、と感じた時は、ここにベーコンやウィンナーを切って放り込みます。妥協は大事ですよね、結婚生活において。

 ②味付けの何かをのせる。

 私は業務スーパーで一袋(2~3人前)のミートソースを88円で買ってます。それをかけることが多いかな。一応ミートソースなので、肉も入ってるわけだし!これは味が濃いので他に何もいりません。が、ミートソースなどがない場合はマヨネーズをだーっとかけてもいいし、焼肉のタレなんかでも美味しいです。とにかく何かのソース、タレを上から盛大にかけましょう。

 ③焼く。

 去年オーブントースターが壊れる(バカ息子に壊された)まではトースターが大きかったのでこれで焼いてましたけれど、今は耐熱皿が大きくで入らないので魚を焼くグリルで焼いています。ソースやタレがぐつぐつ沸き立ってちょっと焼き焦げが出来るくらいまで焼きましょう。

 終わり!簡単~!しかも味が濃いので、酒がすすむ~!!子供らも大体好きです。判りやすい味の上に野菜を大量に食べられるのでよく作ります。

 なお、ミートソースなどを使うときはチーズをさらにのっけて焼くと更に美味しいです。

 これにパンやスープをつけると立派な夕食に。大人はそれでワインを飲みます。大体飲みすぎて、片付けは翌朝にまわされます。

 朝起きた時の、あの、やっちまった感ったら・・・。ああ。

 まあでもこれは来年度からは改善されます。なぜなら上のチビが来年度からご飯の後片付けが仕事になるから。うふ。うちは3歳から家事参加なので、洗濯物やお風呂掃除やご飯とぎやとさせてようやくここまできたか!という感じですが、この冬を越えたらチビに丸投げ出来るのだ!やったー。

 早く春になれ!



< 4 / 14 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop