明紫ん家のごはん
・湯豆腐
・湯豆腐
私が今までに書いた他のエッセイを読んで下さったことがある方はご存知だと思うのですが、私は豆腐ラヴァーです。
豆腐が好きなのです。味ではなくて(だって味という味はないよね?)、感触、コスパ、便利な形状の全部が好き。潔く白ってところも好き。
なので、我が家の食卓には業務スーパーで買った1丁(350グラム)28円が常備してあって、ほぼ毎日の勢いで食卓に上がるのです。数々のおかずに姿を変えて登場し、上のチビはたま~に文句をいいますが、概ね受け入れられている(もしくは諦められている)のです。
さて、冬ですよ皆様。冬で豆腐があったら?
湯豆腐だーっ!!
①鍋に出汁をとる
どんな出汁でもいいのですが、面倒臭がりな私はいつも昆布を放り込みます。鍋に水をはり、昆布をつっこんでおく。で、放置。
②火にかける。
火にかけて沸騰したら昆布を取り、そのまま豆腐をどばーっといれます。
あつあつを、ポン酢をかけていただきましょう。
以上、終わりっ!!
ってすると超簡単ですが、これでは酒と一緒に食べる私以外は喜びませんので、もうちょっと。
一緒に白菜や大根をいれることもあります。あとは腸の掃除屋さん、きのこ類とかね。出汁をとって大根の千切りをバラバラといれ、めんつゆも入れて味をととのえぐつぐつ煮る。最後に豆腐をいれる、とかであれば、ポン酢などは必要ありません。これをした時には味噌汁の変わりに子供らにも出します。
めっちゃ温まりますよ、全身が。
大根は鍋にいれずにおろしにして、取り皿にたあ~っぷり。その上からポン酢を注ぎ、みぞれのようにして湯豆腐を食べると幸せです。もう何杯でも酒がお代わりできちゃうぞ。気がついたらベロベロだぞ。
湯豆腐を用意して、キムチでもあれば怖いものなしです。素敵で幸せな冬の食卓~。
が、このメニューは大人、特に酒がメインだと思う人にはいいのですが子供らからは盛大なブーイングがきますので(ついでに肉コールも)、仕方なくやつらには卵かけご飯などを用意して誤魔化します。私の機嫌がよければ焼き豚なども出します。これで全員ハッピー。