指先の恋
私は、気が付けばいつの日からか竜から『暴力』を受けるようになっていた。

私の身体は、あざで黒くなっていた。

「助けてほしい。」

初めは、そう思っていた。でも、日に日にエスカレートしていく『暴力』。

「死にたい…」

いつの間にか、そう考えていた。
自害行為を繰り返す私に、母は私に
「死ねばいいのよ!」
と言い放った。

その晩から、私は携帯に向かい
名前☆奈々
年齢☆12歳
よかったらメル友*になってくだちゃい**

と、何回も書き込んだ。

その頃から、私はセフレとやり歩く毎日になっていた。学校へも行かず、男と遊んだ。

そんなある日…
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