闇姫
「俺、山﨑 叶。」
山﨑 叶…あ、桜闇の総長にこれからなる人。
今の桜闇の総長は叶の兄、大和だ。
「俺は、伊藤 大河。」
伊藤 大河。あ!こいつ、世界No.2のハッカーじゃん。
No.2も小6とか、世界狭過ぎー!
「お前は?」
叶が聞いてくる。
あ、私も自己紹介しないといけない系?めんど!
「私、小桜 闇。よろしく。」
大河がスマホをだし、私の情報を調べる。
「大河、何か出てきたか?」
「ダメだ。何も出てこねぇ。」
だろうな。だって、私ハッカーだし。
「おいお前、桜闇の姫になれ。」
大河が言ってくる。
え…。桜闇の姫?!え、何で私が?
「それが嫌なら変装している理由を話せ。」
え、変装している理由は言えない。
しょうがない。姫になろ。…ってわけにもいかない。
だって、桜闇って私のお兄の咲闇ライバル族だよ!
えー、どうしよう。1回どっちも断ってみよ。
「桜闇の姫も嫌だし、変装している理由を話すのも嫌です。」
あれ?2人が驚いている。どうしてだろう。
「お前、ただ者じゃねえな。小6のくせに桜闇が暴走族ってことも知ってるっぽいし…。」
あ…。あああぁぁぁぁ!やっちまったーーー!
「お前、気にいった(笑)俺らの姫になれ。」
えええええええぇぇぇぇ!!!!!!!!!気に入ったって…。
叶、何言ってんの?
私が断ろうとした時に
「あ、拒否権ないから。」
だってよ!何様のつもり?
あ、俺様、叶様のつもりですか…。
こうして私は桜闇の姫になることになった。