My beloved person
波瑠奈「ここが西園寺学園?」

乃亜「はい、なんでも大旦那様のお父様がお造りになったそうですよ。」

波瑠奈「曽御爺様が?どうりで立派なわけね。早く中に入りましょう」

乃亜「はい、お嬢様。」

そうそう

波瑠奈「乃亜。これから一緒の学校に行くんです。その敬語とお嬢様っていうのはどうにかならないかしら?」

私がそう言うと乃亜は驚いた顔をした。


乃亜「お嬢様。それは無理にございます。」
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