My beloved person
乃亜「はぁー。お嬢様のそのなんでもいい方向に結びつける癖いい加減治してください。お嬢様は高貴なお方です。これから幾度となく危険なこともあるでしょう。ですがいちいちいいところばかりを探していてはキリがありません」

波瑠奈「もう、乃亜ってば広大さんみたいなことを言うのね。」

広大さんか。懐かしいな。

美雨「そんなとこにいるより早く行かない?」

波瑠奈「ええ。それから乃亜」

乃亜「なんですか?」

波瑠奈「これを広大さんと裕介叔父様に渡していただけないかしら?」

乃亜「ですがお嬢様をお一人にするわけには」

波瑠奈「私なら大丈夫よ。なんてったって私の周りには全国No. 1の暴走族が付いているんだもの」

乃亜「お嬢様。知っていらしたんですか?」


波瑠奈「当たり前よ。ここにいる生徒のことは全てお爺様にお願いして調べさせてもらいましたわ」
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