My beloved person
波瑠奈「あんたら家族のせいで波瑠奈は滅茶苦茶だって言って、家の全ての権力を使ってその家族を潰したんです。で、マスコミにも圧力かけまくって一連の事件を揉み消したんです。」

美雨「だから世間に出てこないのね」

波瑠奈「そう、でも私!」

美雨「どうしたの?」

言ってもいいのかな。いいよね?もうここまで言ったんだし

波瑠奈「私妊娠してしまったんです」

美雨「えぇ!」

波瑠奈「でも悪いのはあの男でお腹の子は何にも悪くないから子どもを降ろすことはできなかった、、、!」

美雨「産んだの?」


波瑠奈「うん。」

美雨「それでいいんだよ。子供を降ろすことは殺人と一緒だもの」
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