あなたと結婚するまで
呼ばれたから
佑磨の顔を見る
「愛してるよ、美紀
可愛い俺の奥さん
ずっと一緒にいてね」
「うわぁ!!」
部屋に響く佑磨の声
私が飛びついて押し倒したから
「どうせ可愛いって思ってもらったのは、好きになってもらってからだけど
おばあちゃんになっても可愛いって思わせてやるんだから!」
「はいはい、わかったから
とりあえず早くお風呂入ってゆっくり休もう」
そう言って二人でお風呂
タクシーでどんなことを思い出したのか
どんな気持ちだったのか
そんなこと話しながら、夜は過ぎていく。
そう
これから、あなたと二人で。
END