空に星が輝く限り、私はきみを忘れない~Dearest~

7

――なんて返事をしよう。


あの海の日から、ずっと私の心を占めていたのは、それだった。


涼くんの告白。


突然すぎて、あの時は何も考えられなかった。


いつからそんな風に思ってくれていたんだろう。


どうして、私なんだろう。


疑問が浮かんでは、消えていく。


それは……涼くんのことは、嫌いじゃない。


というか、どちらかと言えば、好きだ。


でもそれは友達に対するものであって、付き合いたいと思う相手に対するものじゃない。



だって、私の好きな人は……
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