チョコレートコスモス(女編)
「やっぱり!まだ食べてない!
それに引きこもってるんでしょ!?もう!ホントに後悔するよ!!!」
お節介な友人が押しかけてきた。
電話口で何度も言ったセリフをわざわざ直接言いにやってきたらしい。
別に引きこもってはいない。昨日は出かけたし。コンビニだけど。
「まだ何も食べてないんでしょ?ほら!ご飯食べに行くよ!」
承諾した覚えはないのに、友人は私のクローゼットから適当に服を見繕い、
されるがままに袖を通した私の手を引いて近所のお店へと入った。
脂ののった豚骨の匂いと麺をすする音が聞こえる店内は、
上々島くんと深夜に何度か行ったラーメン屋だった。
それに引きこもってるんでしょ!?もう!ホントに後悔するよ!!!」
お節介な友人が押しかけてきた。
電話口で何度も言ったセリフをわざわざ直接言いにやってきたらしい。
別に引きこもってはいない。昨日は出かけたし。コンビニだけど。
「まだ何も食べてないんでしょ?ほら!ご飯食べに行くよ!」
承諾した覚えはないのに、友人は私のクローゼットから適当に服を見繕い、
されるがままに袖を通した私の手を引いて近所のお店へと入った。
脂ののった豚骨の匂いと麺をすする音が聞こえる店内は、
上々島くんと深夜に何度か行ったラーメン屋だった。