命短き、花初恋。
「あの…お洋服、借りちゃってすみません…」








私は舞音くんに借りた洋服を着ていた。








「なんだか…エロイね。」








「!」








舞音くんは私の方に近づいて来る。








壁に押し付けられ、








身動きが取れない体制になる。








「こういうのを壁ドンって言うんだよね?」








「は、い…」








そして、抱き締められる。








「部屋の中で良かった…」








「え…?」








「こんなにもエロい格好、他の男なんかに見








せらんないよ…」








「あ…」








熱を帯びた目が閉じられ、








整った顔が近づいて来る。








唇を奪われる。








「桜とのキス、2回目。」








「え…?」








「いや、何でもない。」








「?」








「ほら、ご飯食べよ。」








そう言って、席に着いた。








こんな感じで、私








一日過ごせるのかしら…
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