命短き、花初恋。
初めて
「あの…舞音くん?」
「ごめん。お願い、拒まないでジッとして
て…」
舞音くんは私の首筋に甘噛する。
「ひゃ…!」
「甘い…」
「あ、の…っ」
「動かないで…」
「は、い…」
「…全部、僕の物にしたい。」
「…いい、ですよ。舞音くんのものにして下
さい。」
その言葉を聞いた舞音くんは、少し驚いた
ような顔をした。
でも。
「…僕も、初めてだから…優しくする。上手く
できなかったら、ごめん…」
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初めて