命短き、花初恋。
それからどのくらいの時間が経ったのだろ








うか。








舞音くんは、初めてと言っていたけど








その腕の中は、温かくって








優しかった。








「んっ…」








カーテンの隙間から、薄光が差し込む。








朝…?








私は、ベットから起き上がる。








自分の格好を見て、少しこそばゆくなった。








私は床に散らばった衣服をかき集め、








もう一度身に付ける。








「さてと…」








ご飯でも、作ろっかな。








私はキッチンに立つ。








なんか、こういうの…








新婚の夫婦、みたいじゃない?








少しドキドキする。








私は朝ご飯を作り始めた。
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