命短き、花初恋。
「もしもし。××書店さんですか?」
「はい。」
「私、里倉 なみの担当をさせて頂いていま
す、水元と申します。サイン会についてお
電話させて頂きました。」
私は早速、書店にコンタクトをとる。
「…でしたら、来週の15日なんてどうで
すか?」
「確認しますね。」
私はスケジュール帳を開く。
「大丈夫そうです。会場の設営などは、そち
らに伺ってお話しましょう。」
「わかりました。お待ちしています。」