命短き、花初恋。
正直、顔の綺麗な人は、ちょっとうるさか








ったり、








なんだか、性格に難がある人だと思ってた。








でも、彼はそんなこと無かった。








私の偏見が恥ずかしい…








その後、宮崎くんは本の修理を手伝ってく








れた。








「お手伝いいただき、ありがとうございまし








た!」








「いえいえ。」








「なにか、お礼を…」








「いいよ。別に。」








「そんな!ダメですよ!」








「んー。じゃあ、さ。」








「なんですか?」








「今度、水元さんのオススメの本を貸して








よ。」








「わ、わかりましたっ!」
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