Love Birthday‥~約束~
なんとか顔の火照りも治まり、俺は病室に戻った。
「ただいま」
「おっ、どうだった?」
「うん、今日もきつかったよ」
病室では、親父が荷物の整理をしていた。
「本当に父さん帰っても大丈夫なのか?」
「大丈夫だよ。
身の回りのことはある程度自分で出来るし」
「そうか?」
心配そうに俺の顔を確認する親父。
俺、感謝の気持ちで一杯だよ……。
ここまで大きく育ててくれたのに、
大切に育ててくれた体を傷つけて
ごめん。