Love Birthday‥~約束~
「言ってみろ、俺が判断してやる」
「いいですよ!!」
「遠慮するなって! 一緒にキャバクラ行った仲だろ~?」
いや……
あの時は青木先生が強引に連れて行っただけですから……。
それに、俺はすぐに逃げ出したし。
「教えないとキャバクラ行ったことみんなにバラすぞ!」
青木先生の脅しで、俺は渋々小さく答えた。
「ひとり……」
「はい~? 聞こえなかった。もう一回言って」
「だーかーら ……1人です」
俺に耳を向けていた青木先生が、赤くなっている俺の顔を見て目を丸くした。
「マジかよ!!」
驚いた後に大笑いをしている青木先生。
だから言いたくなかったんだよ……。