Love Birthday‥~約束~
真っ暗な教室で愛実の体温を感じた時、
胸の中がすげードキドキして……
Hの経験はないけど女の体の感触は知ってたのに、
その時の感触は、言葉にはできない特別なものだった。
愛実に俺の鼓動が聞こえちゃってるんじゃないかって心配になるくらい
俺の胸はドキドキしてたんだ。
『このまま離れたくない』
切ない瞳で言った愛実の言葉が、さらに俺をドキッとさせた。
そして、俺の口から零れた言葉は素直な気持ちだった。
俺も愛実と離れたくなかったんだ……。
二人でプールの中に入った時から、俺の心拍は急上昇。
さっきまでの二人とは違う二人になっていた。