恋路
またある日の音楽の時間。
その日は歌の発表があった。私は声が小さいのでとても不安だった。


発表。予想していたとおりだった。
声が小さかったから何回も歌わされた。私はしだいに泣けてきた。
そんな私を見て先生は「もういいわ。」と言った。
私はこのときから先生が嫌いになってしまった。
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