コンビニの、奥。
「なに...?誰!?」

「はぁ、また騒いでいる。慣れないもんですかねぇ

あっ、丁度いい。

蘭子様、途中棄権或いは口外しますとね、ああなります」

安住さんは声がする方に歩いてゆき、カーテンを躊躇いなく開けた。

「ひっ!」

思わず声を漏らす。

だってそこにいたのは。


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