先生に出逢うまで―‥






祐司君は目を大きく開いて






一瞬

悲しそうな目をしたけど









すぐにいつもの笑顔で





「なわけねーだろ!大丈夫☆」






そう言って髪をぐちゃぐちゃして





「ごめん!朝倉

俺戻るな?」



そう言って戻っていった。








最後に祐司君が

泣いてるように見えたけど










転校しないって言った祐司君の言葉が嬉しくて


あたしはそんなことに


気にしてられなかった。















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