先生に出逢うまで―‥
さよなら
学校が終わって帰ろうとした時
祐司君に呼ばれた
ずっと避けていたけど…
腕を捕まえられて
どうしても逃げれなかった。
聞きたくなかった。
嫌だ嫌だ嫌だ………
「朝倉…?」
祐司君があたしを呼んだ瞬間
全てが壊れて……
涙があふれだした。
「ぅ………
そつ……………き……」
「えっ…?」
「嘘つき!!!!!」
そう言って
あたしは祐司君の手を離した
「あさくらっ!!」
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さよなら