あの空の下でもう一度。
それは小さなビンのようだった。
アキトは足元に流れ着いたそのビンを拾う。
中にはビー玉くらいの大きさの青色と赤色の丸い小さな石が入っていた。
「すごいね!誰が入れたんだろ!!」
私は1人でキャッキャと騒いでいた。
アキトは静かにビンの中の石を見つめていた。
「どうしたの?あきと?」
私が聞いても黙ったまま見つめている。
するとアキトが私にバッと向き直って言った。
「ボク、聞いた事ある!ビンに思いを込めて石を入れて海に流すと願いが叶うって!」
おまじないなんだって!と、アキトが笑う。
「でも拾っちゃったよ?お願い叶わないんじゃないの?」
私が言うとアキトは得意気にフフン!と鼻を鳴らした。
「実はね!海に流したビンを自分じゃない誰かが拾うとお願いが叶うんだって!」
私は目をキラキラさせた。
アキトは足元に流れ着いたそのビンを拾う。
中にはビー玉くらいの大きさの青色と赤色の丸い小さな石が入っていた。
「すごいね!誰が入れたんだろ!!」
私は1人でキャッキャと騒いでいた。
アキトは静かにビンの中の石を見つめていた。
「どうしたの?あきと?」
私が聞いても黙ったまま見つめている。
するとアキトが私にバッと向き直って言った。
「ボク、聞いた事ある!ビンに思いを込めて石を入れて海に流すと願いが叶うって!」
おまじないなんだって!と、アキトが笑う。
「でも拾っちゃったよ?お願い叶わないんじゃないの?」
私が言うとアキトは得意気にフフン!と鼻を鳴らした。
「実はね!海に流したビンを自分じゃない誰かが拾うとお願いが叶うんだって!」
私は目をキラキラさせた。