恋に落ちたら
仕事が終わり早く家に帰って悩もうか思っていると
「幸。
ちょっと飲んで帰らないか?」
と安部からのお誘い。
戸惑っていると
「悩みあるみたいだから聞いてやるよ」
そんな優しい事を言われたらもうますます好きになってしまう。
「ありがとう。
じゃあ行こうかなぁ」
と言うと安部は嬉しそうに笑った。
その笑顔も好き。
今までなんで何も感じなかったのだろう。
恋に落ちたら何もかもがステキに見えてしまう。
行きつけの居酒屋に着くと
ビールを飲みながら
「で、何を悩んでたんだ?」
「あぁそれかぁ」
何て言おう…あなたを好きなったから悩んでるとか言えないし
「言いづらいのか?
仕事の事?プライベート?」
「プライベートかなぁ」
「まさか恋の悩みとか?」
「えっ?」
「嘘だろ?
今までそんな恋とかしてなかっただろ?」
「まぁね。
自分でもびっくりしてるの。
急に今日好きになっちゃって…
どうしていいかわからなくて」
「え?今日?
って事は会社でか?」
「うわぁバレた。
もう大丈夫、気にしないで」
「おいおい。
誰だよ…気になるだろ」
話をはじめて5分も経たずに好きな人が会社にいることやその事で悩んでいることばれてしまった。
これ以上話したらもう全てバレてしまう。
貝になろうそう決めたのに
「急に今日好きになるとか大丈夫か?
そいつはお前の事ちゃんとわかってるのか?
お前もそいつのことちゃんとわかってるのか?」
そんな真剣な顔で心配されたら素直になってしまった。
好きになるというのは恐ろしい。
「どうだろう?
ねえ、安部は私の事ちゃんとわかってる?」
「俺か?
俺はちゃんとわかってるよ」
「じゃあちゃんとわかってくれてるみたい。
私もずっと一緒にいたからわかってると思う。」
あれ?安部が不思議そうな顔してる。
質問の答えが間違えた?
なんだろう…
「じゃあなんで好きになったんだ?」
「ミスして落ち込んでいるところを慰めてくれたからかなぁ」
あれ?また素直に答えたら安部の顔が変わってきた。
今度はにやにやしてる。
「で、恋に落ちて何を悩んでたんだ?」
「4年も一緒にいて恋人がいるかとか好きな人がいるかとか考えたことなかったけどどうなんだろうとか…
告白して今の関係が壊れたら仕事しづらいなぁとか
恋に落ちてからはどうしたら良いのかなぁって」
するとまた安部の顔が変わった。
今度は嬉しそうに笑ってる。
「もしかしてお前俺の事を好きになったのか?」
私は動揺を隠しきれずガタっとイスをならして立ってしまった。
何故バレた?
ヤツは神なのか?
心が読めるのか?
なんなんだと警戒していると
それを口に出してしまっていたようで
「まず座れ。
何を警戒しているかわからないけど…
自分では気づいてないようだけど俺を好きだって告白してるからな」
私はびっくりしすぎて声もでない。
「お前の悩みを解決してやるよ。
まず今、俺に告白してみろよ
そうしたら全部うまくいくはずだから」
「どういうこと?
告白?今ここで?」
「そう今ここで」
「明日でもいいかなぁ
なんかうまい言葉が見つからないし心の準備もまだ…」
「素直な気持ちを伝えればいいから早く」
安部を見て
「えっと…
好きになってしまい今は好きすぎてどうにかなりそうです」
すると笑いながら
「俺も好きです
付き合おう」
私は笑顔で頷いた。
「幸。
ちょっと飲んで帰らないか?」
と安部からのお誘い。
戸惑っていると
「悩みあるみたいだから聞いてやるよ」
そんな優しい事を言われたらもうますます好きになってしまう。
「ありがとう。
じゃあ行こうかなぁ」
と言うと安部は嬉しそうに笑った。
その笑顔も好き。
今までなんで何も感じなかったのだろう。
恋に落ちたら何もかもがステキに見えてしまう。
行きつけの居酒屋に着くと
ビールを飲みながら
「で、何を悩んでたんだ?」
「あぁそれかぁ」
何て言おう…あなたを好きなったから悩んでるとか言えないし
「言いづらいのか?
仕事の事?プライベート?」
「プライベートかなぁ」
「まさか恋の悩みとか?」
「えっ?」
「嘘だろ?
今までそんな恋とかしてなかっただろ?」
「まぁね。
自分でもびっくりしてるの。
急に今日好きになっちゃって…
どうしていいかわからなくて」
「え?今日?
って事は会社でか?」
「うわぁバレた。
もう大丈夫、気にしないで」
「おいおい。
誰だよ…気になるだろ」
話をはじめて5分も経たずに好きな人が会社にいることやその事で悩んでいることばれてしまった。
これ以上話したらもう全てバレてしまう。
貝になろうそう決めたのに
「急に今日好きになるとか大丈夫か?
そいつはお前の事ちゃんとわかってるのか?
お前もそいつのことちゃんとわかってるのか?」
そんな真剣な顔で心配されたら素直になってしまった。
好きになるというのは恐ろしい。
「どうだろう?
ねえ、安部は私の事ちゃんとわかってる?」
「俺か?
俺はちゃんとわかってるよ」
「じゃあちゃんとわかってくれてるみたい。
私もずっと一緒にいたからわかってると思う。」
あれ?安部が不思議そうな顔してる。
質問の答えが間違えた?
なんだろう…
「じゃあなんで好きになったんだ?」
「ミスして落ち込んでいるところを慰めてくれたからかなぁ」
あれ?また素直に答えたら安部の顔が変わってきた。
今度はにやにやしてる。
「で、恋に落ちて何を悩んでたんだ?」
「4年も一緒にいて恋人がいるかとか好きな人がいるかとか考えたことなかったけどどうなんだろうとか…
告白して今の関係が壊れたら仕事しづらいなぁとか
恋に落ちてからはどうしたら良いのかなぁって」
するとまた安部の顔が変わった。
今度は嬉しそうに笑ってる。
「もしかしてお前俺の事を好きになったのか?」
私は動揺を隠しきれずガタっとイスをならして立ってしまった。
何故バレた?
ヤツは神なのか?
心が読めるのか?
なんなんだと警戒していると
それを口に出してしまっていたようで
「まず座れ。
何を警戒しているかわからないけど…
自分では気づいてないようだけど俺を好きだって告白してるからな」
私はびっくりしすぎて声もでない。
「お前の悩みを解決してやるよ。
まず今、俺に告白してみろよ
そうしたら全部うまくいくはずだから」
「どういうこと?
告白?今ここで?」
「そう今ここで」
「明日でもいいかなぁ
なんかうまい言葉が見つからないし心の準備もまだ…」
「素直な気持ちを伝えればいいから早く」
安部を見て
「えっと…
好きになってしまい今は好きすぎてどうにかなりそうです」
すると笑いながら
「俺も好きです
付き合おう」
私は笑顔で頷いた。