‐部恋。 Round 02‐



すると健ちゃんは
勇介を部員の中から
引っ張り出して、

メグさんの前に
押し出した。



『愛奈はすっごい
 いい子なの!
 ―……分かる!?』


なんだか凄く
一生懸命なメグさん。


「あ、はい――…;」


勇介は状況が
理解できてないようで、
ポカンとしていた。



『いつも余裕そうだけど、
 北山くんには
 愛奈なんて
 もったいない
 くらいだよ?』


メグさんは
ビシッと勇介に告げた。



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