‐部恋。 Round 02‐
隣に座っている勇介が
私の肩に頭を乗せた。
やっぱり今日の勇介は
なんか弱ってる気がする…。
私は何も言わずに
そのままで座っていた。
勇介は動こうとしなくて
顔を覗きこむと、
眠っていた勇介が
目を開いて
少し私に近づいた。
「ちょっ――…!」
私はビックリして
頭上なんて気にもせずに
立ち上がろうとした。
『危なっ――…!』
勇介が引き止める前に
私は頭を土管で強打…;
はぁ――…。
土管で強打って
なんて情けない;(笑)