‐部恋。 Round 02‐


―――…


『着いた。』



一つ目の公園とは
違って小さな公園。

人通りも少ないので
寂しい公園なのだ。



『 あっ!! 』



勇介は叫んで
土管の公園と同じように
その方向に向かって
走っていった。



「―…次はなに~?」


少し呆れた口調で
そう言うと、
勇介が指差す方に
ハッとした。


「――…階段?
 昔はなかった…―」



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