‐部恋。 Round 02‐
「おーはよっ!」
私は北山くんの背中を
軽く叩いて挨拶をする。
北山くんは驚いたようすで
『おはよう』と挨拶した。
「伝言聞いたけど
どうした??」
『…いいからとりあえず
渡り廊下行こ。』
まだ目を合わせてくれない
北山くんを見て
ちょっと寂しかった。
渡り廊下に着いたと思ったら
この寒い冬に
渡り廊下の窓を開けて、
窓の外を
見下ろす北山くん(笑)
なーんか変…。