‐部恋。 Round 02‐


『おい!勇介!
 やっぱりお前が
 いいんだってさー!』

先輩が部室の方に
向かって叫んだ。


すると北山くんが出てきて、
2階にいる私を見上げた。

それだけなのに
胸がキュンとしたんだ。



『待たせてごめんな!?
 帰ろっか。』

「うん!」


そんなやり取りを見ていた
健ちゃんと先輩は
またため息…(笑)


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