‐部恋。 Round 02‐
-Story.1
――――…
土管の中で
他愛もない話をした。
サッカーの話、
学校の面白い話、
部活の話……
どれも明日になれば
会って話せること。
でも、今じゃなきゃ
嫌なんだ。
私は楽しそうに話してくれる
勇介の横顔に
微笑みながら、
勇介の肩に頭を乗せた。
『――…どうした?』
勇介は話を中断して
私に尋ねる。
「ううん…。
ちゃんと聞いてるよ?
続けて?」
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