‐部恋。 Round 02‐


私が階段を駆け下りると
階段のすぐ下で
北山くんが待っていた。


軽く微笑んで、
『よし、帰ろう』と一言。


私は頷いて
並んで帰っていると、
後ろに気配を感じて
振り返った。


すると部室の前に
部員がいっぱい…;


『……まじで
 付き合ってんの!?』


『うわーなんか今更
 へコんできたー!!!』


口々に言う言葉が
それぞれ聞こえてしまって
二人で苦笑い;


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