‐部恋。 Round 02‐
―――――…
ファミレスに着いて
一息つく。
真正面の席には
当たり前なんだけど、
北山くん。
やっぱり目の前に
座られると
少しくらいは緊張する。
ていうか……
かなり??(笑)
―――…
『なに食べるー?
めっちゃ腹へった;』
「今日は先輩が
手伝ってくれたし、
思った以上に
疲れてないんだー♪」
『…嫌味かっ!(笑)
先輩来てたから
俺なおさら
頑張ってたのに』
「それ気付いてたよ。
一段と笑ってて
楽しそうだったもん。」
『――……。』
「え、なにっ?」
北山くんは黙って
私の顔をジッと見つめる。