‐部恋。 Round 02‐


「…ねえ、起きてよ。」


『寝てる。』



「起きなさーいっ」

『…………。』



「勇介ーっ!
 朝ですよー!」


私は北山くんに近づいて
大きな声でそう言うと、
北山くんはパッと一瞬で
顔をあげた。


目の前にある
北山くんの顔。

もちろんすごく
近距離で…;


私はビックリして
思わず顔をそらして
そのまま机にうつ伏せた。



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