‐部恋。 Round 02‐


私は一番話したいことを
言おうか迷いながらも
話し始めた。


「それが――…
 なんていうか…
 不安?っていうか…、

 あ、でもそんなに
 深刻には悩んでないよ?
 けど、なんか――…;」


『なにー?
 一人で喋っちゃって(笑)』


「メグさんが
 あたしをからかったの。

 北山くんが優しくなると
 他の女の子が
 ほっておかないねって。」

『――…うん。』


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