おいしい話には裏がある
「そうだな!オレ達は仲良しだから、タメ口だもんな。雪杏、次生姜焼きくれ。」
何故得意気なのですか…理一くん?
そんなこんなで食べさせ終えて、お風呂で背中を流して着流しを着せて完了。
ベッドに座った理一くんが、やたらと泊まれと誘いますが、強行突破。
さっさと部屋をでてきた。
玄関まで行くと、
「雪杏。」
あーくんがいる。
後ろには炎と昴も。
「家まで送る。」
うーん、近いしなぁ。
『大丈夫です。まだ九時だし近いですから。お邪魔しました。また明日朝、大学行く前に寄りますね!』
「雪杏…嫌いになったのか?」
悲しそうに私を見てるあーくんと炎。
嫌い…?
『いえ、嫌いというわけではなくて…わかりあえないから、しょうがないかなぁと思ってます。』
「お前はオレの立場で、どんな見方をされるか知らないから、そんなことが言えるんだよ!」
少し感情的に言うあーくんを見ながら。
かなり冷静な私。
『そうですね。わかりません。だから、わかりあえないと言ったんです。偉そうにすみません。お嫌でしょうけど、2ヶ月間だけ通いますので、お許しくださいね。…失礼します。』
顔も見ないで、頭だけ下げて私は走って家に帰った。
なんでちょっと怒鳴られただけで、こんなにも胸が苦しかったのか…きっと全力疾走したからよね。
きっとそうよ。
何故得意気なのですか…理一くん?
そんなこんなで食べさせ終えて、お風呂で背中を流して着流しを着せて完了。
ベッドに座った理一くんが、やたらと泊まれと誘いますが、強行突破。
さっさと部屋をでてきた。
玄関まで行くと、
「雪杏。」
あーくんがいる。
後ろには炎と昴も。
「家まで送る。」
うーん、近いしなぁ。
『大丈夫です。まだ九時だし近いですから。お邪魔しました。また明日朝、大学行く前に寄りますね!』
「雪杏…嫌いになったのか?」
悲しそうに私を見てるあーくんと炎。
嫌い…?
『いえ、嫌いというわけではなくて…わかりあえないから、しょうがないかなぁと思ってます。』
「お前はオレの立場で、どんな見方をされるか知らないから、そんなことが言えるんだよ!」
少し感情的に言うあーくんを見ながら。
かなり冷静な私。
『そうですね。わかりません。だから、わかりあえないと言ったんです。偉そうにすみません。お嫌でしょうけど、2ヶ月間だけ通いますので、お許しくださいね。…失礼します。』
顔も見ないで、頭だけ下げて私は走って家に帰った。
なんでちょっと怒鳴られただけで、こんなにも胸が苦しかったのか…きっと全力疾走したからよね。
きっとそうよ。